FILE#012 現の終焉殺人事件

真の姿
その依頼が探偵事務所にもたらされたのは6月始めの頃だった。
依頼内容を耳にした探偵は声を上げずにはいられなかった

キタ――(゚∀゚)――!!凹

最近の依頼といえば、監査、迷子犬探し等ばかり・・・
しかし今回は違う・・・探偵はかみしめるようにしてその依頼案件名を口にした

“ザ・ボディーガード”

イラク・バクダット駐留時代、PMC(Private Military Company)、民間軍事会社に在籍していた過去を持つ探偵は身辺警護こそが最も得意とする業務科目だった。

危急存亡の水無月
興奮冷めやらぬ探偵を尻目に依頼人は話を進めた
「だ、誰かが、私を!私の命を狙ってるんですッ!私は今月、人里離れた温泉宿に行かなければいけません。そのタイミングで何かを仕掛けてこられたら・・・探偵さんお願いします!私を守って下さい!そして犯人を捕まえて下さい!」

命を賭した戦い
依頼人の話を聞き終えるに及び、正気に戻っていた探偵は力強い言葉を口にした
「お話は分かりました。全てはこの名探偵、小向GOと仲間達にお任せ下さい!w」
依頼人が事務所を出ていった後、探偵は紫煙をくゆらせながら推理を得意とする仲間達に向けた手紙を書き始めたのだった。

この事件を解決するのは
小向だ!
いや、あなただ!